その生きづらさはHSP気質なのかも?

会社も人間関係も毎日苦痛だって思いませんか?

「あっ…部長機嫌悪そうだな…この書類のこと聞きたいのに…」

「○○さん朝イチから怒鳴られてたな…自分も気が滅入ってくるな…」

社会に出てから何度も遭遇するシチュエーション、顔色を伺う、空気を読む。

自分には関係なくても周りの雰囲気が悪すぎて凹んでしまう…。

細かなことに気づいてしまってめちゃめちゃ疲れるわ…なんて感じることありませんか?

それが普通で自分が通いていけてないだけなんだろうな…なんて思っていたら。

それって「HSP」かも?との記事が。

HSPってなんだ?共感できる人も多いらしい?まさか病気?

ってな感じで生きづらさを感じていた私に一つの気づきを与えてくれた。

HSPについてお話しします。

HSPとは何?調べてみた。

  • HSP(Highly Sensitive Person)とは「非常に強い感受性、敏感な気質を持つ人」という意味
  • 心理学者エレイン・N・アーロン博士によりその人が持つ「気質」「性格」の指標
  • 全人口の5人に1人がHSPと考えられています

上記の内容で色々書かれていました。

なるほど、HSP自体は病気では無くて性格的な特徴を持つ人が結構な比率でいて、

些細なことや他者の細かな気持ちを察知してしまい、不安や恐怖に対して非常に敏感に反応してしまい

近年のSNSの普及により、自由な発言を誰もが発信できる機会が増えるにつれて、

他者の発言に影響を受け、気疲れを感じる人々。

著名人が自信をHSP気質であるとカミングアウトしたこともあり、広く知られるようになったとの事。

日常で感じられるHSPの傾向

ざっくりとHSPについて語りましたが、以下のように感じたりする傾向があり。

  • 大きな声、騒音が苦手
  • 他人の気分に振り回されて消耗する。
  • やることが多くなると混乱してしまう。
  • 些細なことでも深く考えてしまう。

私自身も声の大きな人、上司の気分で仕事をコロコロ変えられて振り回される経験があり、些細な発言が頭から離れなくなり苦悩するなんてことは日常茶飯事で、家に帰っても落ち着かず、疲れが取れないず消耗することも多いです。

職場ではたくさんのタスクに追われたり、上司や同僚、友達との会話で言われた当人は気に求めていないであろう発言を大丈夫かな…なんて思いながら頭の中で引っ張り続けたりなんてことも、ある人は私だけではないんじゃないでしょうか。

HSP気質をプラスへ

上記のように現代社会では生きづらさを感じやすい「HSP」。

しかしその感受性の強さ、共感能力は恵まれた個性という捉え方もできるようで

決して欠点ではなく、環境や自身の考えさえ整えることが出来れば、一つの長所、才能として

大きく伸ばしていくことが出来ます。

ここからは筆者である私の経験談となりますが、以下の点を改善すれば、

生きづらさの改善にも大きな効果がありました。

  • 具体的な不安点を洗い出す。
  • 職場を変える
  • 必須課題は1つ1つ短時間で極力出来る時にやる。
  • 集中できる環境を用意する。
  • 睡眠生活リズムを確立させる。

すぐに改善できる事ではないですが、効果は絶大だったので。

しっかり解説していきます。

具体的な不安点を洗い出す。

まず初めに取り組むこととしては、不安を感じるシチュエーションから、文字にして洗い出す事です。

漠然とした不安を常に抱えるより、文字に起こして「自分がまともに動かない環境」を形にするだけでも自分自身を客観視できて、手軽に環境の改善につながる近道の一つだと実感しています。

慢性的な永遠に頭の中を巡り巡る不安の緩和にもなりました。

職場を変える

これは極論ですが、職場が向いてないので逃げるのもありです。

ここで考えて欲しいことは「職場」を考えて、「仕事」はいったん置いておくこと。

仕事はやりがいあるけど、職場が…のパターンであれば、自身の職場環境を変えることで

自身の感受性や深い思考を活かせる場であれば仕事の効率も大幅に変化できるのではないのでしょうか?

必須課題は1つ1つ短時間で極力出来る時にやる。

これはHSPの深い思考は利点でもありますが、それだけ脳もフル回転させて消耗しているということ

でもあるので、まず必須課題と後回しにしてもいい課題を分けます。

全てに当てはまるわけではありませんが、私は以前聞いた「パレードの法則」をベースにやるべきごとをカテゴリ分けしています。以下で解説します。

パレードの法則とは「全体の大部分(80%)は一部分(20%)から生み出される」

経済学者ヴィルヘルム・パレードによって提唱された学説です。

業務内容ややるべき事をリスト化し、(重要:それ以外)で2:8に分類。

20%にあたる内容を朝イチなどの集中力を発揮しやすい時間帯に集中させて。

効率が落ちてきたなと疲労感を感じたら、残りの80%をゆっくり進める。

私個人的な指標がこちらになるので、個々の動きやすい割合で取り組んでも可能だと思います。

集中できる環境を作る

こちらに関しても周りの環境に左右されやすいHSPの特性上、必須でありますが、

個々によって環境は変わるんじゃないかと思います。

例えば

  • ノイズキャンセルイヤホンの使用
  • PC画面設定、ブルーライトカットメガネを使用
  • 集中が切れても一息入れられるようにドリンク、おやつを用意

など環境はいきなり変えずに少しずつ自分にあった形を模索していくといいと思います。

睡眠生活リズムを確立させる。

こちらは先ほどの短時間で重要な作業に取り組むに直結します。

朝型、夜型関係なく睡眠が一定ではなければ体がついていかず、作業に必要な集中力も低下してしまったり、ただでさえ疲労した脳が休まらずにずるずると負の思考のループが続いたりと全然いいことがないんですよね。

目標時間±1時間くらいざっくりと決めて布団に潜るように。

どうしても寝付けなくても深呼吸を繰り返して、自分自身の思考を解いてリラックスする。

ストレッチなども有効です、就寝前にリラックスできるルーティンを体に教えてあげることでも

睡眠のスムーズな導入は実感できるのではないでしょうか?

最後に

HSPという気質は病気ではなく、性格です。そして理解できない方々からすれば、「軟弱」「甘えている」「無能」なんて言われることも多いです。(実際に言われました^^;)

しかしそれで自分はダメなんだ…、変えなきゃ…と悩んで、負のループに落ち込んでしまい、適応障害・鬱になってしまえばそれは立派な病気です。一度壊れた心は元には戻らない以上、自分自身を守り、伸ばしていくことは必須だと考えています。

HSPの性質や我流ではありますが、長所を活かせる方法を解説させていただきました。

筆者も長い期間、深く考えすぎることで自分を苦しめたり、体を壊したりした経験がありますが、HSPという個性を理解することで、自分に合った環境や苦しみを遠ざけることで、余裕が生まれ、ブログの執筆といった活動に繋がりました。

この記事が誰かのために救いとなることを祈って書かせていただきました、ぜひ日々の暮らしの参考としてください!

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