引越しは新しい環境への希望や不安を感じながら進めていく一大イベント。
特に単身者、同居人がいる場合問わず賃貸で住居を確保する方は、条件等を自身の理想に擦り合わせながら進めていく事になると思います。
その中で家を決める、決めた後の注意点、理解しておけばスムーズになる点をいくつかピックアップしました。
具体的には
- 入れ替わりの激しい春先の物件は内覧できない場合もある
- 賃貸紹介会社によって、優先的に紹介される物件が存在する
- 家電設置時に特に注意する点はエアコン設置
- 水回りの虫の存在は念入りに
以上4点です。以下で詳しく解説していきます。
入れ替わりの激しい春先の物件は内覧できない場合もある
不動産業界では、2〜3月期が繁忙期とされていて、実際に私たちが新しい住まいを探した時もこの期間で予約をしないと紹介を受けるにも街が発生するといった盛況具合でした。
その分、私たちの意見を聞いてもらいながらもその意見にマッチした物件をスムーズに紹介してくれ他のですがその際に、
「内覧は出来ない」
ことが多かったです。
私たちは数件ほど物件を選択したのですが、時期的にまだ入居者さんがいる場合や、ハウスクリーニング業者が順番待ち状態で入っていないと言った時期でも合ったので、結局現物を内覧できたのは1件のみでした。
しかし賃貸会社によっては同タイプの別の空き家を拝見させてもらえたり、外見だけは見せてもらえたりするので、フォローをお願いすることは可能ではあります。
新生活シーズンには魅力的な物件も非常に多いですが、住宅選びの判断材料に関しては自由が効かず、早い者勝ちとなるので、現物をじっくり見ながら且つ値段交渉もしたいな〜となると別の方に取られてしまう可能性も高くなってしまいます。
賃貸紹介会社によって、優先的に紹介される物件が存在する
いくつか街中にある不動産会社を何件か周り、そこで大きく感じた違いがあります。
それが 「不動産会社が紹介料を払って紹介する物件もある」
これは私たちの経験した例ですが、住宅としての仕様が高いと言われている積水ハウスのシャーメゾンなどは一部の店舗入り口にシャーメゾンショップと言った表示があり(私たちの場合はアパマンショップ)と言った感じで、実際に店員さんの説明でも別途シャーメゾン側へ紹介会社が料金を払うことで優先的に紹介できているとのこと。
もちろん物件の紹介自体は無料でしたので、紹介いただく分には負担はありませんでした。
住む側としても住宅の質も金額も上がるので幅広く探したいというのであれば、こういった表示にも気を配りながら紹介会社さんの選択材料にしていくことをお勧めしたいです。
家電設置時に特に注意する点はエアコン設置
ここからは自宅を引き渡してもらってからのお話になりますが、
自宅に家電を導入していく際に、通路や置き場の寸法を測っていく中で、特にハードルが高かったと感じたものが。
「エアコン」
でした。
部屋の構造上となるので一台だけでベランダに室外機が置ければOKぐらいであればまだマシですが、
- 部屋が2階で室外機を下に設置する場合
- 加湿機能や自動洗浄機能の付いたエアコンの場合、別の配管が必要。
- 室外機置き場の寸法
などによっては素人目に見てわからない点が非常に多く、筆者はネット注文を断念し、店頭で購入。
事前見積もりを行なっていただけるということで、導入に至ることができました。
この点に関してはまた改めて記事にさせていただきます。
水回りの虫の存在は念入りに確認
私たちは入居すぐに確認したのが水回りの引き出しといった暗所です。
特に引き出し奥の目の届かない部分の細かい隙間にアリが数匹いる場合、目の見えない場所に巣を作っている可能性があるので、殺虫剤では根絶できない場合もあります。
目に見えにくい場所でもあるので発見が遅れる場合もあるかもしれませんが、見つけ次第管理会社に対応してもらうように手配すれば後のトラブルリスクは抑えることが出来るのではないかと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
新居の選択、情報収集、家具・家電の導入と一つに引越しといっても工程を超えていくには1〜2ヶ月は時間も必要になってきます。
多大な労力と時間が必要となってくるので、その際に事前準備が少しでも済んでいれば、忙しい中でも心構えや余裕も生まれて来るなと感じました。
余裕があれば後悔しない選択を正確に選び取って最高の新生活を迎えられるのではないかと思いますので、そのお手伝いがこの記事でできることを心から願っております。